当社に入社する前は、接客業や建設現場の施工スタッフなどを経験しました。当時は職種にこだわりがなく、より条件のいい仕事を探していました。

そんなとき、知人から当社を紹介されたんです。解体という仕事の内容に興味を持ち、給与や福利厚生などの条件が良かったこともあり、入社を決めました。

解体の仕事は初めてでしたが、今まで経験したことがない作業に関わるのは楽しみでした。

入社したばかりのころは先輩に同行し、作業の様子を見ながら仕事を覚えていきました。先輩たちから優しく声をかけてもらったことが印象に残っています。

解体の現場では壁や床、天井などを少しずつ切りながら剥がしていきます。どんな切り方をするのかは、素材や建物の状況によりさまざまです。

簡単そうに見えますが、ちょっとした間違いが事故やケガにつながることも。作業中にどんな危険があるか、安全に進める方法はどんなものか、技能講習や先輩からのマンツーマンでの指導で基礎からじっくり学びました。

今まで当たり前に存在していた部屋や設備が、自分たちの手で取り除かれていく。そんな解体の現場はとても新鮮でした。

何気なく使っていた空間がどんな風にできていたのか、作り変えるときに何をするのか、普段はなかなか見ることができません。少しずつモノがなくなり、景色が変わっていくのが面白いと感じましたね。

現在は職長として、現場の管理や重機を使った解体作業などを担当しています。前職では重機操作やリーダーとしての経験はなく、当社に入社してから必要な資格を取得しました。

建物のワンフロアのみの小規模なものから、ビル一棟をスケルトンにする大規模なものまで、現場の種類はさまざまです。

規模の大きな改修工事の場合は、当社だけではなく設備関係などの他業種も同じ現場で作業をします。そんなときは、各社の職長が集まる現場会議に参加し、スケジュールの調整や作業内容を確認するのも私の役目です。

効率よく作業を進めていくことはもちろんですが、一人一人が安全に仕事を進められるように環境を整えることも大切。丁寧な言葉づかいを心がけ、働きやすい雰囲気をつくっています。

当社のスタッフは気さくでお喋り好きな人もいれば、もの静かで黙々と作業をすることが好きという人もいます。10代から60代と年齢の幅も広いですが、厳しい上下関係はなく、お互いを尊重しながら助け合える職場です。

わからないことや困ったことがあれば、力を合わせて解決できる頼もしい仲間。仕事が終わったあとも、屋上に備えられたゴルフ練習場で打ちっぱなしを楽しんだり、誘い合って飲みに行ったりすることも珍しくありません。

協力会社の方々を交えた忘年会や、有馬温泉での新年会も楽しい思い出です。

解体はラクな仕事とはいえません。同じ姿勢で力のいる作業をすることもありますし、空調が効かないフロアは夏の暑さや冬の寒さを感じます。重機を使った作業では、剥がれた資材が人の上に落ちてこないように十分な事前確認が必要です。

大変なことは多いですが、スケジュール通りに作業が進み、スッキリと解体された空間を眺めるのは爽快です！安全第一に、スピーディーな解体を行うためには、常に工夫し続ける必要があります。経験するほどに奥が深く、やりがいのある仕事です。

体を動かす仕事が好きな方や、単純作業よりも変化のある仕事をしたいと考える方にはピッタリな仕事だと思います。

初めての方もしっかりサポートしますので、まずは気軽にご応募ください。あなたと一緒に働ける日を楽しみにしています！